聞き返しの英語
― "Sorry?" "Pardon?" 以外の
自然な言い方20選

「あれ、今なんて言った?」と聞きたいのに、毎回「Pardon?」「Sorry?」しか出てこない…

聞き取れない瞬間は、英会話で誰にでも訪れるもの。でも、毎回同じフレーズで聞き返していると、相手も「またか…」と感じてしまいます。実はネイティブは場面・相手・聞き取れなかった部位に応じて、20種類以上の聞き返しを使い分けているのです。

この記事では、ネイティブが本当に使う聞き返しフレーズを20パターンカジュアル・標準・もう一度・ピンポイント・スピード調整の5カテゴリで完全網羅。NG例・実践ダイアログまで、もう「聞き返しが苦手」とは言わせません。

1. 聞き返しの基本 ― 5つのカテゴリと使い分け

「聞き返し」と一言で言っても、実は「何を聞き返したいか」で5つのカテゴリに分かれます。場面に合わせて使い分けるのが、聞き返しマスターへの第一歩。

ネイティブの聞き返し ― 5カテゴリの使い分け

①「カジュアル」― 友達同士で軽く(Huh? / What?)

②「標準」― 一般的な聞き返し(Sorry? / Pardon?)

③「もう一度全部」― 全部聞き直したい(Could you say that again?)

④「ピンポイント」― 一部だけ聞き直し(What was the last word?)

⑤「スピード調整」― 速さや声量の調整(Could you speak slower?)

📐 聞き返しの3つの「黄金原則」

① 申し訳なさそうに言う:"Sorry, ..." を頭に付けるだけで印象UP。

② 何が聞き取れなかったか具体的に:"Could you say it again?" よりも "What was the last word?" の方が会話が早い。

③ 同じ聞き返しを連発しない:3回続けると相手も疲れる。バリエーションを混ぜる。

💡 「聞き返す=失礼」ではない。むしろ「ちゃんと聞いて理解したい」という誠実さの表れ。

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2. カテゴリ別 聞き返し20選 ― シーン別に使い分け

5カテゴリ × 4-5フレーズで合計20選。各カテゴリから1-2個覚えるだけで、聞き返しのレパートリーが一気に広がります。

😎

① カジュアル系(友達同士で軽く)CASUAL

親しい友人や家族との会話で。フォーマルな場では絶対NGの4つ。

Huh? 最もカジュアル。家族・親友限定。職場ではNG。
What? きつく聞こえることも。トーンに注意。
Come again? 親しい間で使える定番。少しユーモラス。
Say what? 米国カジュアル。驚きを含む聞き返し。
💬

② 標準系(普通の場面で万能)STANDARD

最も汎用性が高く、どんな場面でも使える4つ。迷ったらコレ。

Sorry? 最頻出。「Pardon?」より自然で現代的。
Pardon? 少し古風だが丁寧。英国でよく使われる。
Excuse me? 米国寄り。語尾を上げる発音が必須。
Sorry, what? "Sorry?" + "what?" のセット。カジュアル寄り。
🔁

③ 「もう一度言って」系(全部聞き直し)REPEAT

全部聞き取れなかった時、文章レベルで再度お願いする4つ。丁寧度高め。

Could you say that again? 標準的で丁寧。ビジネスでも使える定番。
Could you repeat that? 「Could you say that again?」とほぼ同じ意味。
Would you mind repeating that? 最も丁寧な形式。フォーマルな場で。
Once more, please? 短くて丁寧。電話で特に便利。
🎯

④ ピンポイント系(一部だけ聞き直し)PINPOINT

「最後の単語だけ聞き取れなかった」など、特定部分のピンポイント聞き返し4つ。会話が早く進む。

Sorry, what was the last word? 最後だけ聞き取れない時に超便利。
Could you spell that? 名前・地名・専門用語に。電話で必須。
What was the name again? 名前を聞き直す丁寧な言い方。
I missed the part about ___. 具体的に何を聞きたいか伝える形式。
🐢

⑤ スピード・声量調整系(話し方を調整)SPEED

「速すぎる」「小さい」と感じた時の調整リクエスト4つ。直接的で誠実。

Could you speak a little slower? 速い相手に。失礼にならない丁寧な依頼。
A bit slower, please? 短くカジュアル。リラックスした場面で。
Could you speak up? 声が小さい時。"speak up" が決まり文句。
I'm having trouble understanding. 遠回しに「もっとゆっくり/大きく」を依頼。

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3. 日本人がやりがちなNG ― 8つの落とし穴

聞き返しは「失礼にならない・自然・効率的」の3つを意識するのがポイント。日本人がよくやってしまうNGパターンを知っておきましょう。

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4. 実践ダイアログ ― 自然な聞き返し3例

3つの場面で、ネイティブが実際にどう聞き返しているかを観察してみましょう(ハイライトが聞き返しフレーズ)。

SCENE 1 — オフィスで同僚との会話
ANNA
The meeting is rescheduled to Thursday at 3 PM in Conference Room B.会議は木曜の3時、会議室Bに変更になりました。
YOU
Sorry, what was the room number?すみません、部屋番号は?
ANNA
Conference Room B. B as in "boy."会議室B。「boy」のBです。
YOU
Got it, thanks!了解、ありがとう!

💡 ポイント:全部じゃなく「部屋番号だけ」聞き返すピンポイント方式。会話が早く進む。

SCENE 2 — 電話で名前を聞き取れない
CALLER
Hello, this is Christopher Wessenburger from Bizmark Corp.こんにちは、ビズマーク社のクリストファー・ウェッセンバーガーです。
YOU
Sorry, could you spell your last name?すみません、苗字のスペルを教えてもらえますか?
CALLER
Of course, W-E-S-S-E-N-B-U-R-G-E-R, Wessenburger.もちろん、W-E-S-S-E-N-B-U-R-G-E-R、ウェッセンバーガーです。
YOU
Thank you, Mr. Wessenburger. And could you repeat the company name?ありがとうございます、ウェッセンバーガー様。会社名をもう一度お願いできますか?

💡 ポイント:電話では"Could you spell that?" は最強の武器。名前・社名は必ずスペル確認。

SCENE 3 — レストランで早口の店員
WAITER
Today's specials are grilled salmon with lemon-butter sauce, ribeye steak with mushroom gravy, and pan-seared cod with asparagus risotto.本日のスペシャルは、グリルサーモンのレモンバターソース、リブアイステーキのマッシュルームグレービー、パンシアードタラのアスパラリゾットです。
YOU
Sorry, could you speak a little slower? I missed most of it.すみません、もう少しゆっくり話してもらえますか?ほとんど聞き取れませんでした。
WAITER
Of course! Today we have... grilled salmon, ribeye steak, and pan-seared cod.もちろんです!本日は…グリルサーモン、リブアイステーキ、パンシアードタラがあります。
YOU
Thanks. What was the last one again?ありがとう。最後のなんでしたっけ?

💡 ポイント:早口に対しては"Could you speak slower?" で堂々とお願い。恥ずかしがらない。

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5. フォーマル度マトリックス ― 相手別の使い分け

聞き返しは相手とシーンで使い分けるのがマナー。フォーマル度別に整理しました。

📊 フォーマル度3段階

CASUAL カジュアル
★☆☆☆☆
Huh?
What?
Come again?
Say what?
家族・親友・SNS
NORMAL 標準
★★★☆☆
Sorry?
Pardon?
Excuse me?
Could you say that again?
同僚・知人・店員
FORMAL フォーマル
★★★★★
Would you mind repeating that?
I beg your pardon?
Could you say that again, please?
上司・取引先・公的場

📋 シーン別 使い分け早見表

シーン おすすめフレーズ
👫 友達との会話 "Huh?" / "What?" / "Come again?"
💼 職場の同僚 "Sorry?" / "Sorry, what was that?" / "Could you say that again?"
📞 電話・ビデオ会議 "Sorry, you're breaking up." / "Could you spell that?" / "Once more, please?"
👔 上司・取引先 "Pardon?" / "Would you mind repeating that?" / "Could you clarify that?"
🍽️ レストラン・店 "Sorry?" / "Could you speak a little slower?" / "What was the last one?"
🎤 会議・プレゼン "I missed the part about ___." / "Could you clarify that point?" / "Excuse me, but..."

📋 「3つだけ覚えるなら」最強万能セット

20個全部は無理!という方への鉄板3つ:

"Sorry?"(標準)→ どんな場面でも使える

"Could you say that again?"(丁寧)→ ビジネスでも

"Could you spell that?"(電話・名前)→ ピンポイント

💡 この3つを表情とトーンを変えて使えば、9割の場面はカバーできる。

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6. 聞き返しマスターへの実践Tips

明日から自然に聞き返せる5つのコツ

💡 ネイティブが「英会話に慣れてる」と思う聞き返し

📌 最後に — 聞き返しは「英会話の必須スキル」

多くの日本人が「聞き返すのは恥ずかしい」と感じています。でも、ネイティブ同士の会話でも"Sorry?""Come again?" は頻繁に使われています。聞き返すことは、決して英語力がない証拠ではありません。

むしろ「ちゃんと理解したい」という誠実な姿勢の表れです。今日紹介した20選から、まずは3つだけ選んで使ってみてください。明日の会話から、聞き返しが怖くなくなります。