食事のアレルギー・食事制限を伝える英語
― 海外で安全に食事するためのフレーズ集

「ナッツアレルギーがあるけど、海外のレストランで英語で伝えられる?」「ヴィーガン対応の食事を頼みたい…」

食事のアレルギー・制限を伝える英語は、命に関わる重要スキルです。アナフィラキシーショックなど、伝え方を間違えると命を落とす可能性も。「I can't eat fish」だけでは不十分なシーンが多々あります。

この記事では、海外旅行・外国人との食事で必要な英語を完全網羅。8大アレルゲン語彙、ヴィーガン・ベジタリアン・ハラルなど食事制限の伝え方、レストランでの質問、緊急時対応、アレルギーカードのテンプレートまで。命を守るサバイバル英語を、ぜひ旅行前にスマホにブックマークしてください。

1. 基本のキ ― 8大アレルゲンと伝える順序

⚠️ なぜこの記事が「命を守る」のか

食物アレルギーは、軽症でも蕁麻疹、重症の場合はアナフィラキシーショックで命を落とす可能性があります。海外では成分表示の言語も違い、店員も「日本語」を理解しません。

正確な英語で伝えることが、最大の予防策です。

🥜 8大アレルゲン(FDAが定める Big 8)

米国FDAが定める「Big 8」と呼ばれる8大アレルゲンは、世界共通の認識です。これらの英語名は必ず覚えましょう。

🥜 Peanuts
🌰 Tree Nuts
🦐 Shellfish
🐟 Fish
🥚 Eggs
🥛 Dairy / Milk
🌾 Wheat / Gluten
🫘 Soy

📐 伝える「黄金の順序」

レストランで注文前に必ず伝える3ステップ:

① 「アレルギーがある」と宣言:"I have a food allergy."

② 具体的に何のアレルギーか:"I'm allergic to peanuts."

③ 重症度を伝える:"It's life-threatening."(重症の場合)

💡 この3ステップで、店員が真剣に対応してくれる。

📋 アレルギーの重症度を表す英語

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2. アレルギーを伝える英語フレーズ

⚠️

アレルギー伝達フレーズ8選ALLERGY

レストラン入店から注文までで使える基本フレーズ。最初の3個は必須。

I have a food allergy. ⭐ 最初に必ず宣言。店員の対応が変わる。
I'm allergic to ___. ⭐ 具体的なアレルゲンを伝える。最頻出。
It's life-threatening. ⭐ 重症の場合は必ず追加。店員が真剣に。
Even a small amount can be dangerous. 微量でも反応するアレルギーの場合。
I can't eat anything with ___. 具体的に伝える時の表現。
Please make sure there's no ___ in my food. 念押しの表現。重要。
I have a severe peanut allergy. 最頻出のアレルギー。例として。
Could you ask the chef to be careful? 調理現場まで意識を高める依頼。

📋 主要アレルゲン語彙の拡張版

英語 日本語
peanuts 落花生(ピーナッツ)
tree nuts(almond, walnut, cashew, pistachio など) 木の実類(アーモンド、くるみ、カシュー、ピスタチオなど)
shellfish(shrimp, crab, lobster など) 甲殻類(エビ、カニ、ロブスターなど)
shellfish(mollusks: oysters, clams, mussels) 貝類(牡蠣、あさり、ムール貝)
fish(salmon, tuna, mackerel など) 魚類(サケ、マグロ、サバなど)
eggs
dairy / milk 乳製品/牛乳
wheat / gluten 小麦/グルテン
soy / soybeans 大豆
sesame ごま
sulfites 亜硫酸塩
buckwheat(そば) そば
MSG(monosodium glutamate) グルタミン酸ナトリウム(化学調味料)

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3. 食事制限(ヴィーガン・ハラル等)の伝え方

アレルギーとは別に、宗教・思想・健康上の理由での食事制限を伝えるフレーズ。海外では非常に一般的。

🥗

食事制限フレーズ10選DIET

I'm vegetarian. 肉・魚を食べない(卵・乳製品はOK)。
I'm vegan. 動物性食品すべて不可(卵・乳製品も)。
I'm pescatarian. 肉は食べないが魚はOK。
I'm gluten-free. 小麦・大麦・ライ麦不可。セリアック病など。
I keep kosher. ユダヤ教の食事規定。
I keep halal. イスラム教の食事規定。豚肉・酒不可。
I'm lactose intolerant. 乳製品で消化不良を起こす。
I follow a low-carb diet. 糖質制限・ケトジェニックなど。
I don't eat pork for religious reasons. 理由を添えると伝わりやすい。
I'm trying to avoid sugar. 健康上・好み上の理由で。

📋 食事制限のレベル比較

食事スタイル 食べられないもの 食べられるもの
Vegetarian(ベジタリアン) 肉・魚・鶏 野菜・果物・卵・乳製品
Vegan(ヴィーガン) 動物性食品すべて(肉・魚・卵・乳製品・蜂蜜も) 野菜・果物・穀物・豆類
Pescatarian(ペスカタリアン) 肉・鶏 魚・野菜・果物・卵・乳製品
Halal(ハラル) 豚肉・アルコール・規定外の処理肉 ハラル認証の食品
Kosher(コーシャ) 豚肉・甲殻類・乳と肉の混在 コーシャ認証の食品
Gluten-free(グルテンフリー) 小麦・大麦・ライ麦・パン・麺類 米・とうもろこし・じゃがいも

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4. レストランで質問する英語

🍽️

注文時の質問フレーズ10選ASKING

メニュー選び・注文時に使える質問・依頼。安全な食事のために必須。

Does this dish contain ___? ⭐ 注文前の必須確認。
What's in this dish? 全成分を確認したい時。
Is this cooked with ___? 調理油・ソースの確認。
Could I have it without ___? 特定材料を抜いてもらう依頼。
Is there a vegetarian / vegan option? 専用メニューの有無確認。
Could you make it gluten-free? 調理法の変更依頼。
Could you substitute ___ with ___? 材料の入れ替え依頼。
Is the kitchen separated for allergies? クロスコンタミ防止確認。重度の人は必須。
What ingredients are in the sauce? ソースは隠れた危険源。
Could you double-check with the chef? 念押しの依頼。重要時に。

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5. 緊急時の英語&アレルギーカード

万が一アレルギー反応が出た時、素早く正確に救急対応を呼ぶ英語が命を守ります。

🆘

緊急時フレーズ7選EMERGENCY

I'm having an allergic reaction! ⭐ 第一声に。最重要フレーズ。
Call an ambulance! 即座の救急要請。
I have an EpiPen. アドレナリン自己注射器。携帯必須。
I need help! It's anaphylaxis! 専門用語で重症度を伝える。
I can't breathe. 重症の症状を伝える。
My throat is swelling. アナフィラキシーの典型症状。
Please take me to a hospital. 救急車を待てない時。

🆘 アレルギーカードのテンプレート

アレルギーカードとは、自分のアレルギー情報を書いた紙のこと。レストランで店員に渡すと、調理場まで正確に伝わります。英語が苦手でも安全

📝 アレルギーカード ― コピペで使える基本テンプレート

⚠️ ALLERGY ALERT ⚠️ I have a severe food allergy. I am allergic to: - peanuts (アレルゲンを書き換える) - shellfish - tree nuts Even a tiny amount can cause a life-threatening reaction (anaphylaxis). Please make sure my food does NOT contain these ingredients, and is NOT prepared with the same utensils. Thank you for your understanding and care. (Emergency contact: +81-xx-xxxx-xxxx) 【日本語版】私には重度の食物アレルギーがあります。〜にアレルギーがあり、少量でも命に関わる反応が起こります。料理に含まれていないこと、同じ調理器具を使っていないことをご確認ください。ご理解とご配慮をありがとうございます。

💡 印刷してお財布に。スマホの写真でも。語学が苦手でも100%伝わる最強ツール。

📋 アレルギーカード作成の3つのコツ

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6. 実践ダイアログ&NG例&Tips

💬 実践ダイアログ ― 注文シーン3例

SCENE 1 — レストラン入店時
YOU
Hi, before we order, I have a severe peanut allergy. Could you help me find safe options?こんにちは、注文前にお伝えしたいのですが、重度のピーナッツアレルギーがあります。安全なメニューを教えてもらえますか?
WAITER
Of course! I'll mark dishes that don't contain peanuts. The pasta primavera is safe.もちろんです!ピーナッツが入っていない料理を印を付けます。パスタプリマベーラは大丈夫です。
YOU
Thanks. Could you double-check with the chef? Even a small amount can be dangerous.ありがとうございます。シェフに再確認してもらえますか?少量でも危険なんです。

💡 ポイント:入店時に必ず宣言。"Could you double-check" で念押しが命を守る。

SCENE 2 — ヴィーガンの注文
YOU
I'm vegan. Is there a vegan option on the menu?ヴィーガンです。ヴィーガン用のメニューはありますか?
WAITER
Yes! We have a vegan pasta and a vegetable curry.はい!ヴィーガンパスタと野菜カレーがあります。
YOU
Great! Is the curry made with any dairy?よかった!カレーは乳製品を使っていますか?
WAITER
No, it's coconut milk-based. Completely vegan.いえ、ココナッツミルクベースです。完全にヴィーガンです。

💡 ポイント:ヴィーガンは欧米で一般的。「ヴィーガンメニューはあるか」と聞くのが自然。

SCENE 3 — 緊急事態
YOU
Help! I'm having an allergic reaction! I can't breathe!助けて!アレルギー反応が出ています!息ができません!
WAITER
Stay calm! I'll call 911 right now!落ち着いて!すぐに911(救急)を呼びます!
YOU
I have an EpiPen in my bag. Please give it to me!バッグにエピペンがあります。渡してください!
WAITER
Got it! Here you go. Help is on the way!分かりました!どうぞ。救急が来ます!

💡 ポイント:緊急時は短く・明確に。エピペンの存在は命綱。

❌ 日本人がやりがちなNG ― 8つの落とし穴

海外で安全に食事するための10鉄則

💡 グローバルに通じる便利情報

📌 最後に — 食事の英語は「命」と「楽しみ」を守る

食事のアレルギー・制限を伝える英語は、ただの語学ではなく「自分を守る盾」です。海外旅行・留学・移住で、安心して食事を楽しめるかどうかは、この英語にかかっています。

今日紹介した35+のフレーズから、まずは"I'm allergic to ___" + "life-threatening"の2つを完璧に。そしてアレルギーカードを作ってお財布に。これだけで、海外での食事の安全度が10倍上がります。安全で楽しい食事の旅を!